ロックな絵師、キーヤンこと木村英輝氏は還暦を機に絵師としてスタートし、ロックと共に歩んできた半生は躍動感あふれる画面にも表れています。「平安バロック」は「絵舞台 琳派ロック」にあわせた8種のシリーズ作品の中の一つです。パゴンはこの作品の一部を友禅染でパゴン流に表現し、今までにない斬新な作品に仕上げました。パゴン流の配色は原画とは違ったダイナミックでインパクトのある表現にし、色によってガラリと雰囲気が変わる面白さをお楽しみください。
2012年に誕生したPagong。渦と立波は第1号のアロハシャツの柄となり多くの著名人や芸能人などにも愛用されました。
近年ではパリコレクションにドレスとして登場し、海を渡りました。
久しぶりにアロハシャツとして復刻しました。
謡曲「竹生島(ちくぶしま)」を題材にした図柄で、明治時代の物と思われます。明治~大正時代は大店(おおだな)の主人や財閥の男性社交のたしなみとして謡曲が浸透していました。謡曲を題材とした柄が男物長襦袢や羽裏などに好んで用いられたのです。この柄はその物語に登場する琵琶湖の主、龍神にまつわる様々なものが描かれています。蕪の根(ね)が太いと、謡曲の音(ね)が太いを掛けてあったり、シャレも含まれています。
エキゾチックな色合いが魅力的な一枚!禅染めの発色で孔雀の青の濃淡が綺麗に表現されています。
美しい尾羽の孔雀が華やかな花々に囲まれて静かに佇んでいます。大輪の花は沙羅をイメージしているのでしょうか。沙羅はインド原産の「仏教の三大聖木」のひとつです。孔雀は熱帯地方に棲み、美しい姿で古くから多くの国々で愛されてきました。毒虫や毒蛇を食べることから「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳がある」とされ信仰の対象となっています。禍を取り除いてくれる孔雀と高貴な聖木があなたを守ってくれるでしょう。
>>>若竹色 配色が変わると雰囲気がガラッと変わります。若竹色とほのかな紫色が絶妙なバランスです。
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松をポップにリズミカルに!これまでに100柄以上もの柄を復刻してきたPagongだからこそできた、現代感覚の松文様。老松文は本来、松の木全体を描いた図柄をいいます。樹齢を経た幹の太さや枝振りの美しさを愛で、格調高い意匠として用いられてきました。その代表例が能舞台に描かれた老松の図柄です。大名好みの狩野派様式で描かれた老松の図案は、江戸時代の大名の道具や衣裳の文様に多く使われ、次第に幹の部分から離れた独特の山形をした枝葉の形が単独で老松文として使われるようになったのです。和柄には松の模様が多く用いられパゴンの柄にも松の模様を含む柄が多くあります。このようなミニマルに表現された松の模様はとても珍しく、時代を先どったかのような斬新な配色をのせることで、絶妙なバランスの一枚に。色違いの紫は一転。とても渋く仕上がっております。
>>>渋さを求めるなら!!こちらの配色がおすすめ!!
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華やかな「花と孔雀」の柄を始め、松の文様を抽象的に表現した「老松」。茶屋四郎次郎が創案したとされる「茶屋辻」。可愛らしい「にわとり」の小紋柄などバラエティ豊かな和柄を復刻いたしました。伝統的な和柄に、Pagongの配色センスと染色技術が相まったアロハシャツコレクション。ぜひ手にとってお楽しみください。この夏のお出かけのお供にして頂けると幸いです。